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ハイディワイナリー金沢

ハイディワイナリー金沢

2020-12-23
店内の様子。このカウンターで栗ペーストを絞ってくれる。

金沢にワイナリーがやっているモンブラン専門店があります。なんという組み合わせか!と驚かれるかもしれませんが、確かに栗とカシスなど酸味のある果実はとても相性がいいので、意外に相性の良いカップルと言えるかもしれません。

そんな気持ちの高まりとともに、お店に入ってメニューを見てみました。

洋梨とピスタチオのパフェにも惹かれるものの、最初はやっぱりモンブランそのものをいただくのが筋。ということで、「チーズ香る和栗のモンブラン」を注文しました。合わせて加賀棒茶も一緒に。

しばらくしてカウンターに呼ばれ、「もしよろしければ撮影ください」とお姉さんに言われる。さすがわかってらっしゃいます。バッチリ撮らせていただいたのがこの動画。

モンブランのベースに栗ペースト、そしてフロマージュブランをかける様子。

完成品がこちら。

恒例の二つ割り。

お味はというと。。。

これは2020年ベストかもしれない!と思わせるほどの美味しさ。

いや、小布施堂の感動を忘れたのか?と思い直し、少なくともTop3には入ると確信。

旅先では必ず美味しいモンブランを探して食べるようにしてるんですが、ワイナリーがやってるということでそこまで期待せず食べたのに、この美味しさは本当に衝撃でした。

何が素晴らしいかというと、栗ペーストとフロマージュブランの組み合わせ。栗ペーストは栗感を打ち出せば打ち出すほど、こともするともったりしすぎてバランスが悪くなることがあるんですが、そのもったり感を一掃してくれるのがフロマージュブランの酸味。これが最高の組み合わせで、永遠に食べていたくなる。

絞りたてのモンブランが流行っていますが、中にはその場で絞りかけることに重きを置きすぎて、モンブランとしての総合点が低くなっているケースもあるのですが、ここの場合は全くその真逆。この組み合わせに天晴れです。

実は、ここのお店の栗は能登栗ではなく、熊本産の栗を初め国産の栗を使ったペーストなのですが、もう一つお店を経営されていて、そこでは正真正銘の能登栗を使ったモンブランを食べることができます。今回は時間の関係でそちらにはお邪魔できなかったので、次に金沢に行った際はか・な・ら・ず行ってみたいと思います。

オーナーが自ら作った栗ペースト絞り器。確かに穴が不揃いで、手作り感とパッションが感じられる。

ハイディワイナリー金沢

石川県金沢市本町2-2-11

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