コロナの流行とともに、しばらくモン活が疎かになっていました。。。モンブランファンの皆様、お待たせいたしました。2022年はモンブラン日記、復活します!
さて、モンブラン日記を再開するにあたり、どのモンブランから事始めようかと思いましたが、やはりそれは新栗から始めるべきでしょう!ということで、行ってきました。小布施堂に。
時は沖縄周辺に台風14号が直撃してる最中で、私の自宅鎌倉周辺も大雨でしたが、北陸新幹線に乗って長野に近づくにつれ、なんと晴れてきました。台風もアルプスの壁は越えられないのか?
慣れ親しんだ小布施駅を降りて改めて思うのは、小布施って本当に栗だらけ!笑 栗好きにはたまらないんですけどね!だってほら




もうなんだって栗なのだ。改めて、小布施って好きと思いながら小布施堂まで歩く。
着いた!

13時からの回だったのだけど、僕が到着した12時40分頃にはすでに10人ほど並んでる人が。その後開始まで列がどんどん長くなる。まだ小布施堂でモンブラン朱雀を食べたことのない方のために補足しておくと、小布施堂でモンブラン朱雀を食べるためには座席をあらかじめオンラインで予約しなければいけない。そして「チケット」をファミポートで印刷して当日会場に持っていくという流れだ。そう、これはもうモンブランのライブなのだ。
そして時間が来て、くぐり戸をくぐって中に入る。券売機が入って右奥にあるので、モンブラン朱雀のチケットを買って目当ての会場、カフェ「えんとつ」まで行く。なぜ「えんとつ」というかと言うと、カフェの目の前にはこんな立派なものが。

そう、この煙突から来てるのだ。
さて、着座してモンブラン朱雀の到着を待つ。そしていよいよ今年の新栗で作られたモンブラン朱雀が到着!

手前右にあるのがチョコレート、左にあるのがカシスのトッピングだ。右奥にあるのはぶどう。ナガノパープルかな?実はこれは2020年に来た時はシャインマスカットだった。下の写真がそれ。

シーズンによってぶどうを変えてるのかな?今度行ったら聞いてみようと思います。
ぶどうのことは置いておいて、いよいよ実食。ああ、食べる前から新栗の香りが芳しい。
まず恒例の断面。栗あんは3センチくらいある。その下にホイップクリーム、セミフレッド、カスタードクリーム、栗鹿子、そして一番下にはスポンジが。セミフレッドの中にはキャラメリゼしたアーモンドも入っていて、いいアクセントになっている。

これは特に栗の産地でのモンブランに多いんだけど、栗あん(ペースト)がこれでもかとまでに乗っていて、それはそれで美味しいのだけど、栗のあんそのものはパサついてるために食べている間に口の中がどうしてももっさりしてしまう。モンブラン朱雀はその点すごくよく設計されていて、新鮮な栗をたっぷりとフィーチャーしつつももっさり感を解消するためにセミフレッド(フレッドとはイタリア語freddoで「冷たい」と言う意味だ。セミって半分って意味だから、セミフレッドとは「半解凍」みたいな意味だ)を使ってバランスを取っている。これが素晴らしい。先にも触れたキャラメリゼしたアーモンドの効果と合わせて、口の中が栗一色になりすぎずにならずに最後まで飽きることなく食べ切ることができる。
食べ終わり、今年最初のモンブランをモンブラン朱雀にして本当によかった!と思いながらお店を後にする。モンブランで十分幸せなんだけど、まだお昼ご飯を食べてなかったので、駅に向かう途中にある「鼎」(かなえ)でお蕎麦を食べることに。

生憎一押しの十割蕎麦は終わってしまっていたのだけど、二八でも十分に美味しくいただけたのでした。善光寺も寄っていきたかったけど、台風で電車が止まってしまったら嫌なので、無理せずささっと帰ることにしました。
さて、モンブランファンの皆さま、今シーズンもどうぞ幸せなモン活ができますように。