夕刻に持ち帰って家で食べようと思い、鎌倉でモンブランが食べられるお店をGoogleで調べると、あまり空いてるお店はない。時刻は18時過ぎ。だいたいの鎌倉のカフェは18時には閉まるのでこの時間に空いてる店がほとんどないのは当然なのだ。
ただ一件だけモンブランが食べられるお店があった。それがカフェ・ロマーノ。小町通りの2階にある喫茶店だ。何千回もお店の前を通ったことはあるのだけど、二階ということもありまだ一度も入ったことがなかった。これも何かの縁と思い、お店の階段を上がってみることに。いつも二階上がるお店に初めて行く時にはドキドキする。
お店の方にモンブランの持ち帰りはできるか聞いてみたところ、持ち帰りはやってないけど店内であれば食べられるとのことだったので、予定と違うけどまぁいいかと店内でいただくことに。
ドキドキして初めて入ったお店だけど、とってもきれいな店内。

店内には静かなピアノソロの曲が流れていて、鎌倉の喧騒が嘘のように落ち着く空間があった。
モンブランとネルドリップで淹れているという珈琲(コーヒーより珈琲と書くほうがこのお店には合う)が運ばれてきた。お皿も素敵。モンブランの周りに少しだけ撒かれているのはアーモンドパウダーかな?

これは…絞りたてっぽい。まさか絞りたてのモンブランが出てくるとは想像していなかったので驚くも、それで持ち帰りはやってないのだと合点がいった。
先日デビューした電熱ナイフで断面を見てみることに。

すごい。栗ペースト部がかなり多い。その下に控えめにクレームシャンティ。そしてその下にメレンゲが。期待値が上がる。
一口食べて、小布施堂のモンブラン朱雀のようだと思った。それくらい栗感のあるみずみずしい栗ペースト。これほどみずみずしい栗ペーストはほとんど食べたことがない。余分なものはほとんど加えていないと感じる。クレームシャンティは量が控えめだけれどてもミルキー。メレンゲもサクサクだ。
モンブランの周りに撒かれていたのはやはりアーモンドだった。これがモンブランを食べる時に自然とフォークにくっつき、口内でアクセントになっている。店内でサーブされることを前提として設計された素晴らしいアイデア。
ネルドリップで淹れられた珈琲もとっても美味しい。静かな空間で絞りたてのモンブランと珈琲をいただく至福の時間だ。
テーブルの上をふと見るとこんなメッセージが。

奇跡的なこの雰囲気は偶然生まれたものではなく、店主が意識して大切にされているんだなということがよく分かった。喧騒の鎌倉の中にあって本当に大切にしたいお店だ。
帰り際に店主にとても美味しいモンブランだったことを伝え、どこの栗を使っているのか聞いたところ、小布施の平松農場の栗だとのこと。やはり。小布施堂のモンブラン朱雀のようだと感じたのはそのせいだったのか。しかし鎌倉のクラシックな喫茶店でここまでこだわったモンブランをいただけるとは正直思っていなかったので大きなポジティブサプライズだし、偶然宝物を見つけたようなそんな気持ちだ。
鎌倉で静かにお茶したいお店を探してるというなら断然カフェ・ロマーノを第一候補にすることをお勧めする。
Googleの表記では閉店時間が18:30になっているが、お店の方曰く必ずしもそうじゃないとのこと。なのでギリギリではなく余裕を持って伺うのが吉だ。
カフェ・ロマーノ
住所: 神奈川県鎌倉市小町 2-7-35 小町ビル 2F
TEL: 0467-24-7058
公式サイト: https://www.caferomano.jp/
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