今日は日本スイーツ協会主催の『Sweets Talk & Live』に参加してきました。

会場はRusaRuka自由が丘店。到着するとすでにたくさんの人が着座していて、熱気を感じました。
予定していた時間よりも早くに全員到着したようで(熱気!)、予定より早く会は始まりました。司会進行は俳優の安孫子宏輔さん。彼のファンも数多く参加してたみたいで、この距離感はファンにはたまりませんね。
最初は辻口博啓シェフによるトークショー。2024年のスイーツシーンを振り返りつつ、2025年の注目トレンドについてのお話がありました。2024年の注目すべき事象として、まず光熱費の高騰、カカオの価格高騰、そしてそれに伴うスイーツの価格上昇が挙げられました。辻口シェフのお店では、去年より電気代だけで約5,000万円コストが増えたそうなんです。カカオも商品自体の不作と産地における混乱(たとえば西アフリカの違法金採掘業者による農地破壊など)などから、価格が以前の3倍以上になっています。なので商品価格にそれらのコストを転嫁せざるを得ない状況になってきているとのことでした。
一方で消費者の収入と可処分所得が上がらないことも課題として挙げられました。それに絡んで話は「103万円の壁」にも及び、お店でもパートのスタッフがこれ以上働くと扶養から外れてしまいますので、という理由で勤務時間を制限しているという現状があるといいます。この壁が撤廃、もしくは上限を上げることで、消費者の労働意欲と可処分所得の増加が実現でき、結果的にそれは消費の拡大、景気の改善につながっていくと。僕も全くの同意です。
それから能登の復興についてテーマは移りました。辻口シェフの出身地は石川県の七尾市。今回の地震で大きな被害を受けた地域でもあります。辻口シェフはご自身でボランティア活動として現地で活動されることはもちろん、チームの方も現地でお菓子を作って差し入れなどをされてるんですが、他のパティスリーと協力して募金活動を行い、集まった募金を石川県に寄付するまでの大変なことの顛末のお話には、行政と現実とのギャップを感じずには入れませんでした。一番困っているのは被災者の皆さんですから、既存のルールでものを進めるのではなく、非常時には非常時のルールで彼らをいち早くサポートできたらいいですよね。
能登をサポートするという話の流れで、話は今年パリで開催されたチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」の話題に移りました。今年は辻口シェフは能登をテーマにした作品を出され、品評会では高い評価を受け、なんと8年連続の金賞を受賞されたことがシェアされました。すごい!

その後はビュッフェスタイルで開催場所であるRusaRukaさんのパンケーキなどをいただきながら、参加者同士の懇親を深めました。この時間を利用して、辻口シェフは各テーブルを回られ、僕もそこで色々お話ができたのですが、辻口シェフはすごく聡明な方で、本当のギバーだと感じました。
日本スイーツ協会を、スイーツに関わる人たちをバックアップできるプラットフォームにしていきたいということをトークセッションの中でもおっしゃっていたのですが、各テーブルでも、参加者が各々どういう意図でスイーツコンシェルジュになったのか、スイーツとどう関わりを持っているのかを尋ねられてるのがとても印象的でした。
日本モンブラン協会を立ち上げ、運営していることをお伝えしたときも「すごい!応援します!」とおっしゃってくださって、本当にスイーツの力を信じて、スイーツを軸にしたコミュニティを作ろうとされてるのだと熱いパッションを感じました。

最後には辻口シェフと安孫子宏輔さんとの記念撮影の時間が設けられ、僕も写真を一緒に撮っていただきました。


とても有意義な土曜の朝の1時間半。辻口シェフのお話を聞いて、僕もモンブランをハブにしたコミュニティを作っていくぞとさらに心新たにしたのでした。
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