今日は湘南のクリエイティブガトー葦に来ました。

葦は1959年(昭和34年)に平塚で生まれたとても歴史のある洋菓子店です。会社は今から65年前に誕生したんですね。1959年ってどんな年だったんだろう?と思い調べてみたら、東京でオリンピックが開催されることが決定した年だったんですね。日本中が沸いたことが想像つきます。戦後15年経ってこれから日本が復活するぞ!そんな国中が活気づく中で、葦はきっと誕生したんでしょうね。
ただ最初から洋菓子店を営んでいたわけではなく、会社の沿革によれば、最初は洋食・喫茶業だったんですね。そして興味深いのは1972年に中国料理 龍園を開業し、その5年後にフランス菓子製造部門を立ち上げられてることです。昔は中華料理店もやられてたんですね。
そして今日伺った葦 湘南台店は1980年に2号店として誕生したようです。かなり歴史のある店舗なんですね。
お店の中に入ると、クラシックな品の良さを感じます。子どもの頃に親に連れて行かれてワクワクしたあの感じがなんだか思い出されます。
店内のイートインスペースも地元民と思われるお客さんでいっぱいです。待ってる間にショーケースを見てみようっと。
モンブランは3種類あるんですね。本店には「栗とメレンゲのモンブラン」というもっと大きなモンブランもあるようですが、それは平塚店限定のため、こちらでは以下の3種類から選ぶことになります。



迷いましたが、今日はタルトと名のついてない「蒸し栗モンブラン」をいただくことにします。
昨日はフランス産の栗を食べたので、なんとなく和栗っぽい蒸し栗が食べてみたくなったんです。
10分ほど待ち、席が空いたので着席。ほどなくしてモンブランと紅茶が運ばれてきました。

このセロハンがノスタルジックです。オーセンティックなスタイルですね。
断面はこちら。

蒸し栗のペーストの下にはクレームシャンティ。そしてその下には・・・なんとババロアです。これは興味深いです。ババロアが入ってるモンブランは初めてです。これがいったいどんな役割を果たすんでしょうか。食べる前からワクワクします。
栗ペーストはとても黄色いです。見た目も味も蒸し栗の良さをすごく活かしてますね。ほっこりしてとても美味しいです。おそらく一般的なモンブランの栗ペーストと違い、バターや生クリームはかなり量を抑えてるかほとんど使ってないんじゃないでしょうか。そういうつなぎが少ないせいか、栗ペーストをフォークですくうとポロッと崩れていきます。このあたりは目白のエーグルドゥースのモンブランを思い出させます。そしてどちらの栗を使われてるか伺うと茨城の栗とのことでした。
クレームシャンティは甘めです。奇をてらわず、万人にわかりやすい感じですね。
そしていよいよババロアを賞味。ほんとにこれは珍しいフォーメーションですよね。うん、これも美味しいです。中に栗の粒が入ってますね。そして一番下がスポンジ。
フォークを縦に入れて上からすくって食べてみて、分かりました、このババロアの役割が。ババロアはクレームシャンティと違い、冷たさを保つ性質があります。この冷たさが、口の中で熱を感じさせる栗ペーストのモッタリ感をうまく中和してくれてますし、食べる上でのアクセントになっています。そういうことなんですね。おまけにババロアはゼラチンを使って固めてあるので、形があり、崩れないというメリットもあります。
そしてメレンゲもタルトもパイ生地も入ってないので、全部柔らかい。珍しいですが、これはこれでとても美味しいです。
これは本当に万人に受けるだろうモンブランですね。ババロアをモンブランにこんな風に使うだなんて、湘南の地で地元の人達に50年近く愛され続けてきたのは伊達じゃないです。このスタイルにたどり着くまでにも、店名の通りクリエイティブに何度も進化を繰り返してきたんでしょうね。すごく勉強になりました。本当にモンブランは奥が深い。また来ますね!
住所:神奈川県藤沢市湘南台1丁目4−3 サンシャイン湘南台 1階
電話:0466-45-4488
営業時間:9:00-20:30
定休日:年中無休(元旦を除く)
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