とっても素敵な店構えですよね。 
ここは富士吉田市のBelle et Singe(ベル・エ・サンジュ)というお店です。

ふらっと立ち寄ったんですが、この店構えを外から拝見しただけで、間違いなく美味しい店だろうと直感しました。
お店の中に入ったらその思いは確信に変わりました。

焼菓子が整然と並んでいます。

カウンター上部の照明の手前には、ホイッパーがぶら下げられています。
Belle et Singeの渡辺元嗣オーナーシェフのセンスが本当に素晴らしいですね。
その素晴らしさはもちろんケーキにも反映されています。

すごく上品で、まるで宝石のよう。
ケーキの名前には画家や映画のタイトルが使われてますね。
今のシーズンは「モンブラン」という名前のケーキはないのですが、「ミレー」というケーキがモンブラン同様に栗を使ったケーキになるとのことで、こちらをモンブランとして今日はいただきたいと思います。
ケーキをテイクアウトし、お店のある富士吉田市から自宅まで約2時間。ようやくいただきます。

こちらがその「ミレー」です。これはフランスの画家ジャン・フランソワ・ミレーから来てるんですね。ミレーの代表作は、絵が好きな方ならご存知でしょう。かの有名な『落穂拾い』です。このケーキはまさに落穂拾いをイメージして作られてるんです。そう言われれば、トップの栗ペーストの部分が畑のようにも見えてきませんか?そこにまさに落ち穂のようにヘーゼルナッツのクッキーが乗っかっているわけです。
断面を見てみましょう。

栗ペーストの下は栗のムース。その下にカシスクリームとカシスの軽いムース。一番下がチョコのビスキュイ(スポンジ)。
こちらの栗のムース、めちゃくちゃミルキーかつソフトです。融点が低い。ムースにしてるので、栗の持つもたつきがなく、とってもスムースです。
相手となる栗がムースなので、栗を受け止めるカシスもきっと軽めのムースにしてあるんですね。それでベクトルの大きさがちょうど合う。
上から下までをすくってまとめて口にいれると、カシスの酸味がまず舌の上に広がり、上からマロンクリームが溶けて降りてきます。そこにチョコレートビスキュイの苦味が追いかけるようにやってきて全てをまとめてくれる。素晴らしいバランスですね。
あーこれはもう一つ食べたい!!
富士吉田市という場所柄、多くの人が気軽に行ける場所ではないかもしれませんが、もし山梨方面に行かれることがあったら、ぜひ立ち寄っていただきたいお店です。
帰りがけに渡辺シェフと写真を撮っていただきました。

Belle et Singeって、フランス語で「美女と猿」って意味なんです。どうして美女と猿なんだろう?シェフに聞き忘れました。とっても美味しかったので、絶対また来ますね!
住所:山梨県富士吉田市松山1440−3
電話:0555-22-1572
営業時間:11:00-18:00
定休日:月曜日、火曜日
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