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全国モンブラン大会2024 パート1

全国モンブラン大会2024 パート1

Hello from KUMAMOTO!!

どうして熊本にいるのかですって?それは本日11月16日から熊本県山鹿市で全国モンブラン大会2024が開催されてるからなんです。

そんな大会があるの?という方に全国モンブラン大会の趣旨についてまず説明しますね。

全国モンブラン大会の開催趣旨は、

「日本全国で栗の生産量が減少していく中、国内の栗産地と連携を深め、和栗文化を継承していくとともに、地域の活性化を図るための第一歩として、全国モンブラン大会を開催いたします。本大会では国内各産地から自慢のモンブランが集結し、今年の人気No.1を決定します。この機会に、より多くの方に和栗ならではの良さをぜひ知っていただきたいです。」

というものです。参加する産地としては北から順に茨城県笠間市、長野県小布施市、岐阜県恵那市、京都府京丹波町、高知県四万十市、熊本県山鹿市6市町になります。

各地域で予選会があって、そこで優勝した菓子店・パティスリーが決勝である全国モンブラン大会に地区代表として参加できるというものになります。こういう産地主導型のモンブランイベントって他にはない取り組みですよね。

やはり各産地で農家の方々の高齢化が進み、また後継者不足もあり、そういった課題解決のために生産者が主導してこのように情報を発信していくのはとても重要なことですよね。当協会としてもしっかりサポートしていきたいと思います。

さて、そんな各産地にある凄腕のパティスリーが参加する全国モンブラン大会ですが、去年第一回目が茨城県笠間市で開催され、第二回目の今年が熊本県山鹿市での開催となります。

僕は開催初日の10時前には会場に入ったのですが、すでにめちゃくちゃ盛り上がってます!各地域代表のパティスリーのモンブランは初日は11時からの販売なんですが、すでにこの行列!

一方ステージでは全国モンブラン大会の開催が華々しく宣言されてます。県知事さんもいらしてるんですね。かなり力が入っているのが分かります。もしくは県知事さんはモンブランが大好きなのかもしれません笑

またモンブラン販売店のみならず、様々な出店もあります。地元の生産者のくり部会のお店も発見。

こんなかわいいチラシも配られてます。

栗の形をしたチラシ

さてさて、ステージではいよいよ各地域のモンブランが審査員によって試食され始めたようです。

来年は僕も審査員やりたいなぁ。日本で一番モンブランを食べてる男ですから、任せてもらえればしっかりと審査しますよ!

と大会の進行を眺めていたら、各店の行列がさらにすごいことに!

僕も慌てて並んだんですが、ここからだと1時間くらいかかるな・・・。

そんな苦労を重ねながら購入したモンブランがこちら!

左から熊本県山鹿市、高知県四万十市、静岡県掛川市

本当は参加地域全てのモンブランを購入したかったのですが、すでに売り切れてしまった地域もあり、結局3つしか購入できませんでした。

笠間市も売り切れ

これも全国モンブラン大会が大盛況ゆえのこと。気持ちを切り替えて、美味しくいただくとしましょう。

トップバッターはホームの山鹿市のAnから。

断面図を見ると、とても凝ってます。気合の入れ方が半端ないことが伝わってきますね。

トップに山鹿の栗の渋皮煮とクレームシャンティ、その下にはほうじ茶の粉末が振りかけられた山鹿和栗の栗ペースト、クレームシャンティ。その下は何だろう、黄色いスポンジのようなものですが、軽くここだけすくって口にいれると、これはチーズケーキだ!これは初めての体験。モンブランにチーズケーキをイン。そしてその下はトップの栗ペーストとはまた違う栗クリーム、そしてフイユタージュ(パイ生地)。

上からすくって食べると、ほうじ茶粉末がいいアクセントになってます。薄い黄色の山鹿和栗の栗ペーストはとても栗香があり美味しいのですが、少し苦味のあるほうじ茶粉末がかかってることで栗の甘みがさらに引き立ちます。そして中には杏のジャムらしきものも忍ばせられてますね。この酸味が栗ペーストの甘さと逆のベクトルで、それにより全体の調和がとれています。うーん美味しい。

次は四万十市の四万十ドラマ。非常にシンプルな設計のモンブランです。外側に栗ペースト。その下にクレームシャンティ。サイドに大粒の栗が半分ずつ。それだけ。

しかしそれにも意味があるんですね。ステージ上で四万十市の方が話してましたが、どんどん無駄なものをなくしてシンプルに栗の美味しさで勝負したいと。だからしまんと地栗の栗ペーストは砂糖控えめで香料も不使用。栗本来の甘さを前面に打ち出しています。使っている砂糖も白砂糖ではなくキビ砂糖なんですね。クレームシャンティも無糖ですが、すごくミルキー。

栗ペーストも極細で絞り出されていて、口当たりはとても良いです。

そしてなぜだろう。栗ペーストとこのクレームシャンティを一緒に口にいれると、バナナのような風味が口に広がる。これは不思議なマリアージュ。こんな風に感じるのは僕だけかな?

最後に掛川市。

掛川市代表はなんと春華堂。春華堂といえば夜のお菓子うなぎパイですよ。その春華堂がモンブランを出したわけです。もしかしたら地元ではケーキを出してることを知ってる人も多いのかもですが、静岡県外の人間からするとポジティブなサプライズですよね。

左上にご注目。春華堂の文字が見える。

これが断面。

緑色のものはなんと深蒸し茶のプリン!モンブランの中にプリンが入ってるなんて初めて見ましたが、プリンもモンブランも大好きな僕にはたまりません。食べてみると、この緑茶プリンが異色なだけでなく、風味と食感の両面ですごく貢献してることに気が付きます。濃厚な栗ペーストの下にとてもミルキーなクレームシャンティ。かと思ったらそこにかすかなお茶の苦味と違う食感がもたらされて、いいリズムが生まれてます。そしてその下には厚めのタルト生地。その中にも栗がゴロゴロ入っています。このタルト部分が本当に美味しい。ここもモンブラン上部の柔らかな部分と対を成す形で存在し、食感と香ばしさでリズムを作ってくれています。栗ペーストの表面の模様もあまり見ないデザインで素敵ですね。

どれも甲乙つけがたい美味しさです。しかしながら、もしどうしてもこの3つの中から1つのモンブランを選ばなければいけないとするならば、深蒸し茶のプリンを中に仕込んできた掛川市春華堂のモンブランを選ぶでしょうか。

残念ながら、小布施市と恵那市のモンブランは食べれませんでしたが、食べることができた3つのモンブランはとれも非常にレベルが高く、とても幸せな気持ちになりました。

最後に大事なことを。第二回全国モンブラン大会で優勝したのは、岐阜県恵那市は恵那川上屋のモンブランでした。恵那川上屋のみなさん、そして岐阜県恵那市のみなさん、おめでとうございます!

優勝した恵那市のモンブランを今日食べられなかったたのは残念でしたが、まだ明日があります。

明日も朝から並ぶぞー。

ということで、全国モンブラン大会1日目はこんな感じで大盛り上がりの様子でした。関係者の皆さん、まずは初日お疲れさまでした!

全国モンブラン大会2024

開催場所:熊本県山鹿市 鹿北グラウンド

開催日: 2024年11月16日および17日

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