最高に美味しいモンブランに出会いました。ここ最近では一番大好きなモンブランかもしれません。別の言い方をすると、最も忘れられないモンブランと言えるかも。
それは赤坂にあるLibertable(リベルターブル)のモンブランです。Libertable(リベルターブル)とは、Liberté(自由)とtable(食事・食卓)から作り出された造語になります。既成の概念にとらわれず、自由な表現をテーブル上で繰り広げていくんだという森田一頼シェフの想いを表現した言葉になります。
お店は赤坂の日枝神社から道路を渡ってすぐのところにあります。2010年からこの地にあるということなんですが、僕はもう百回以上この道を通ってるはずなのに、なぜだろう、今までお店の存在に気がついてませんでした。ここを通るときはいつも仕事のことで頭がいっぱいだったからかな・・・。
今出会ったということはそれはそれできっと意味のあることなんでしょう。
リベルターブルは2店舗あります。ケーキ、焼菓子等を販売しているブティックと、その向かいに食事ができるカフェレストランがあります。


今回はお店で食べていくので、カフェの方へ。予約時間ちょうどに到着です。ホッ。
中に入ると馬蹄形の光るテーブルが美しい。

着座するとスタッフの方がケーキを持ってきてくれました。

もちろん僕はモンブラン協会の会長としてモンブランを食べに行ってるのですが、それでもその決心が揺らぎそうになるほどどれも美味しそう。
しかし心を鬼にしてモンブランをお願いしますと言ったところ、実はリベルターブルにはモンブランは3種類あるとのこと。フランス産の栗を使ったもの、京都の丹波栗を使ったもの、そして熊本の美玖里(みくり)という品種の栗を使ったものの3種類。
僕はその次の日から熊本は山鹿で行われるモンブラン全国大会に取材に行くこともあり、これも何かの縁と思い熊本和栗のモンブランを選びました。するとスタッフの方も「私もこれがイチオシなんです」と。「こんなモンブランはどこででも食べたことがないです」とも。いやーそれは楽しみです。そして熊本和栗のモンブランにして良かった(今のところ)。そして合わせるのはほうじ茶にしてみようかな。

僕が協会の取材で伺った旨をスタッフの方にお伝えすると、森田シェフが自らサーブしてくださいました。感激!

見てください、この色!最近こんな色のモンブランはあまり見ないですよね。これが熊本産の美玖里(みくり)を使った栗ペーストなんです。美玖里という品種は僕も初めて聞いたのですが、まだ生産量の非常に少ない品種で、シェフ曰く、いろんな栗を食べ比べる中で美玖里に出会い、美玖里の良さをそのまま活かそうとなるべく手をかけずにシンプルに仕上げた栗ペーストだそう。
一口いただくと、確かに栗香が今までに食べたことないほど口中に広がります。思わず唸るほど。栗ペーストは粗めに裏ごししているのだろう、栗のつぶつぶが残っていてこれがさらに栗感を口の中に伝えてくれます。
あ、いけない、夢中になって断面図を撮るのを忘れてました。断面図はこちらです。

- 栗ペースト
- 和三盆を使ったクレームシャンティ(生クリーム)
- 栗
- クレームパティシエールマロン(マロンカスタードクリーム)
- メレンゲ
- フイユタージュ(パイ生地)
という構成ですね。
クレームシャンティが少なくて、栗ペーストの部分が比率として高いから、食べてる時にもすごく栗感を感じられます。いろんなモンブランを食べてますが、これは本当に贅沢な構成です。
明日から熊本に行く前に、偶然にも素晴らしい熊本産和栗を使ったモンブランに出会えたなんて本当に奇遇だし、運命を感じます。生産者の方に会ったら絶対この栗とお店の話しようっと。
Libertableのホームページを見ると、そこにはこう書いてありました。
目の前にある味わいはいつもそこから儚く消えてしまうもの。だからこそ、いつまでも記憶に残る一口をつくりたい。
森田シェフ、間違いなく記憶に残ってます。今度は違うモンブランもいただきに上がりますね。
住所:東京都港区赤坂3-6-10
電話:03-3583-1139
営業時間:11:00-20:00
定休日:日曜日、月曜日
予約可否:予約可
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