鎌倉駅近くにMont Blanc Standというテイクアウト専門のモンブラン屋さんがあります。今日伺うオ・プティ・マタンは実はその母体となってるパティスリー。Mont Blanc Standのモンブランがとても美味しいので、ずっと行ってみたいと思っていたのです。

お店はマンションの一階というロケーション。この辺に住んでる方々にとっては最高ですね。
実はオ・プティ・マタンには2種類のモンブランがあります。一つは栗のモンブラン、そしてもう一つが落花生のモンブラン。落花生で作られたモンブランなんてとても珍しいので気になりますが、今回は栗のモンブランと加賀棒茶のセットをいただきます。

注文を受けてから栗ペーストを絞ってくれるのでしばし待っていると、運ばれてきました。

断面を見る前に一口いただくと、熊本産の和栗で作られた栗ペーストは搾りたてゆえとてもみずみずしく、濃厚です。

断面を見てみましょう。栗ペースト、クレームシャンティ、メレンゲというとてもシンプルな構成です。
クレームシャンティは無糖で、香ばしく焼き上げたメレンゲもサクサクです。
特筆すべきはセットになっている加賀棒茶とモンブランの相性。加賀棒茶はほうじ茶の一種なんですが、ほうじ茶が主に葉を焙煎するのに対し、加賀棒茶は茎の部分を使用します。なのでほうじ茶と違いフラワリーな香りがするんですが、モンブランと合わせてこの加賀棒茶をいただくと、その香りがモンブランを食べた口内に広がり鼻に抜けていきます。
なぜこんなに相性がいいのかそれぞれの香気成分(香りのもと)を調べてみると、栗の香気成分はメチオナール、フラノン、ダマセノンなど。一方、加賀棒茶の香気成分はゲラニオール、リナロール、フラノンなど。共通の香気成分が含まれてるんですね。栗の香気成分であるダマセノンもバラやベリーを思わせるフローラル系の香りで、加賀棒茶のフローラルな香りの主要成分であるゲラニオールはローズオイルの主成分でもあるようにまさにバラの香り。それは相性がいいわけですね。話はそれますが、モンブランにベリー系のジャムが合うのもその酸味ゆえのみならず、香気成分の相性によるところも多いはずです。
とても美味しい体験でした。次に来たときはは落花生モンブランを食べてみたいと思います。
住所: 神奈川県横浜市金沢区大川7-4 レイディアントシティ横浜1F
電話: 045-786-0558
営業時間: 10:00-20:00
定休日: 水木
駐車場: マンション内にあり
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