
北海道余市にドメーヌ・モンというワイナリーがあります。オーナーは山中敦生さん。山中の山(フランス語でモン)をとって、ドメーヌ・モンと名付けたそう。そのドメーヌ・モンから待望の白ワインが出ました!その名も・・・(もう勘のいい皆さんはお分かりですよね!)
モンブラン!
もうこれは日本モンブラン協会のオフィシャルワインにしたい!というくらいのドンピシャなネーミングです。
実はオーナーの山中さんとは、山の中で知り合いました。これはシャレではなく本当の話で、僕は趣味でバックカントリースノーボードをやっているのですが、とある日のパーティ(同行するグループ)の中に山中さんがいらっしゃったんです。別にワイナリーのオーナーですと自慢される訳でもなく、とにかく自然体で、でもハイクアップしながらお話する中でワイナリーを経営されてるというのを知ったわけです。確かに、山の上を目指す中ですれ違う木に巻き付いた山葡萄の実を見ながら、「山葡萄でもワインが作れるんですよ」とかポツポツと出てくる知識に圧倒されていたんですが、「実は来年、白ワイン出すんですよ」「そうなんですね」「名前はモンブランにしようと思ってるんです」「え・・・!」
その中で自分が日本モンブラン協会を立ち上げてることをお話し盛り上がったのですが、その時からそのワイン「モンブラン」がリリースされるのをずっと心待ちにしていました。
ところが・・・ドメーヌ・モンのワインは本当に手に入らないのです。入ったとしてもすでにプレミアがついています。何を隠そう、山中さんは今ではもはや入手困難なワインを作られているドメーヌ・タカヒコの曽我貴彦さんの元で修行をされていた方で、山中さんの作るワインも相当な人気なわけなのです。
それで半ば諦めかけていた時に、ふるさと納税でドメーヌ・モンのワインが手に入るよ!という知らせを同じくバックカントリー仲間(さすが北海道地元の人たちだけあって地元ネタに詳しい!)から教えてもらい、調べてみると。。。あった!
ここぞとばかり余市に納税をたくさんしてしまいました。
また別のトリップで山中さんに出会った時に「モンブラン」を手に入れました!という話をしたところ、あのワインは数年寝かした方がより美味しくなると思いますと教えてもらい、実はまだ飲まずに寝かせてあります。
いつ飲むのかはまだ決めてませんが、いつか美味しいモンブランと合わせて飲んでみたいと思ってその日を待っています。