今年のBESTモンブランかもしれない。そんなモンブランに出会いました。
たくさんのパティシエの方にお話を伺ってきましたが、リスペクトするパティシエとしていつも名前が挙がるのがパリ セヴェイユの金子シェフ。僕もいろんなケーキはいただきつつも、モンブランはまだいただくチャンスがなかったんですが、この度そのチャンスを手に入れたのです。
パリ セヴェイユのモンブランは電話での完全予約制で土日のみの提供です。予約は火曜日10:30に開始されるのですが、めちゃくちゃ人気のためなかなか電話も繋がりません。が、何度かかけてるうちに繋がったのです。
ということで自由が丘のパリ セヴェイユにやってきました。
モンブラン以外は予約しなくても購入できるため、お店の前にはこの行列です。

僕は少し早めに着いたのでお店の横の歩道で時間を潰していたのですが、大通りに面していないサイドもそこだけ切り取っても絵になる感じです。

パリ セヴェイユではリクルートのAirウェイトという順番待ちシステムを使ってるので、一度受付さえしてしまえばお店のそばでずっと待っている必要もなく、自由が丘の街を散策することもできます。
しばらくすると自分の番号が呼ばれました。入店です。
店内は撮影してはいけないことになっているので写真はないのですが、ショーケースに並ぶケーキはどれも美しく、アートのようです。そして伺うたびに感じるのがスタッフの方々のプロフェッショナリズム。キビキビとかつ誇りを持って働いているのを感じます。
パリ セヴェイユのモンブランは注文を受けてから絞るため、着座してからしばらく待ちます。自分のケーキは写真を撮っていいとのことだったので安心して撮影準備をします。
程なくして待ちに待ったモンブランが運ばれてきました。

すごくシンプルです。そして一見しただけでも栗ペーストの一本一本が軽く重なってるのがよくわかります。
案の定、フォークをいれるとはらりはらりと栗ペーストがほどけます。口に入れても軽い。パリセヴェイユでは栗そのものを仕入れてお店で茹でてペーストにしています。そうやって金子シェフの理想の固さ、軽さを実現しているんですね。そしてそれゆえ香りも素晴らしい。
スタッフの方に伺うと、今日はポルトガルの栗とのこと。栗はポルトガル産のみということはなく、いい状態の栗をイタリアやフランスからも仕入れてるそうです。
栗ペーストには適度なざらつきがあり、全く工業的ではありません。イタリア産ともフランス産とも違う風味がします。

クレームシャンティはバニラの香りがします。メレンゲも焼きたてを組んでいるので香ばしくサクサクです。
まとめて口の中に入れるとすべてがさっと溶けていきます。衝撃的に美味しい。
何かが突出してるのではなく、すべての素材が調和しているのを感じます。シーズンになると毎日1MB以上のモンブランを食べているのですが、これは本当にセンセーショナル。衝撃的な完成度です。
土日のみの提供、完全予約制、そして人気のあまり電話も中々繋がらないということもあり、本当に貴重なモンブランなのですが、食べてみてその人気の理由が分かりました。そしてシンプルに見える中に様々な気遣いと意図が感じられ、多くのパティシエが金子シェフをリスペクトする一端を垣間見た気がします。
そして衝撃的なニュースが飛び込んできました。このモンブラン、今シーズンは10/28の予約(11/1、2の提供)をもって終了とのことです。もし時間のある方は10/28は10:30からお店に電話するために全ての予定をキャンセルしておくことをオススメします。そこまでする価値のある、最高のモンブランです。
モンブラニストの皆さんが運よく食べる機会を得られますように!
住所: 東京都目黒区自由が丘2丁目14−5
電話: 03-5731-3230
営業時間: 11:00-19:00
定休日: 木曜日および水曜日隔週(お店のインスタグラムをご確認ください)
#モンブラン #パリセヴェイユ #金子美明 #自由が丘 #パティスリー #ケーキ #デザート #スイーツ #parisseveille #栗 #ポルトガル産 #シャンティヴァニーユ #傑作 #musteat #モンブラン好きと繋がりたい #日本モンブラン協会
